いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「ライトノベルの楽しい書き方8」本田透(GA文庫)

ライトノベルの楽しい書き方 8 (GA文庫)
ライトノベルの楽しい書き方 8 (GA文庫)

学園最強少女であり、ライトノベル作家の顔も持つ流鏑馬剣。そして彼女のボーイフレンドの与八雲や、イラストレーターで二人の友人でもある市古ゆうなの周囲はいつも賑やかで何かが起きている。
剣と市古がなぜか名探偵になる!? 八雲と剣は夜の水族館でデートをすることに!? そして八雲の従姉で編集者の与心夏が部署から飛ばされてしまうことになり、大慌ての一同は関係各所を飛び回ることに。 次々と生じる騒動は剣や八雲たちをどこへ導くのか……。
ライトノベルの楽しい書き方」シリーズ初めての短編集は笑えるものからちょっといい話まで、豊富なバリエーションが楽しめる!


初の短編集。
超人なんだか一人ギャグマンガなんだか微妙なラインの愉快な妄想特急“剣”の暴走とバカップル乙な内容。要するに、やってることはいつもとあまり変わらず。いや、話毎に暴走するからいつもより多く暴走してるかも。
象徴的だったのはラブホの話。さすが剣さん、エロ妄想させたら右に出るものはいませんね!w 八雲もこのくらい押してくれれば話が進むのにねぇ。
暴走多めで面白かったことは面白かったのだけど、欲を言えば8巻まで来ての短編集ならもっとサブキャラをクローズアップして欲しかった。担任の先生がメインの話とか期待してたのだが。
そういう意味ではオタクの二人、お茄子と細山田がメインの話は良かった。情熱的な(二次元への)愛と熱い友情が涙を・・・誘わないで笑いを誘うw オチがまた良い。小栗さんGJ。但し、挿絵の二人がイケメンすぎて泣いた(´;ω;`)チクショウ 
次こそvs親父か、ゴクッ。