お互いの想いを伝え合ったはずのミリアムとマコト。しかし、豪華客船でのキス以来、二人の仲はなぜかぎくしゃくしてしまっていた。
そんな時ミリアムが、反政府勢力レヴァンテの任務で潜入捜査を行うと言い出す。歩けない彼女を心配したメンバーは反対するがミリアムは聞こうとしない。なぜなら潜入先は、彼女の父の会社を廃業に追い込んだ航空機メーカー社長の別邸『椿の館』だったからだ。
しかもその館は、うら若き乙女しか入ることができないという。ミリアムを危険な目に遭わせたくないマコトは、なんとか一緒に任務に就こうとするが──！?
少年と少女の恋と冒険の物語、第３弾！
ヤンデレたお嬢様の反撃が今始・・・まらないのか。
今回はミリアム＆マコトの潜入捜査の巻。
表紙の娘はあらすじで大体想像がついていたんだけど、内容は予想の斜め上だった。
あんたたち、他人ん家に忍び込んでまで何ラブラブしてんだよ！ あっちでイチャイチャこっちでイチャイチャ、まったくもって緊張感が無い。そういうことにあまり興味なさそうなクロードに「お前ら新婚さんかよ」と言わせるとか相当のレベルだぞ。いいぞ、もっとやれ。
それにしても完全にマコトしか見えていないミリアムが可愛いこと可愛いこと。初めのどう顔を合わせていいのか分からない状態から、台詞の端々に出てくるデレ、冗談も通じない必死さ、どこをどう切っても可愛いところしか出てこない。
しかし、こんなに幸せに浸ってしまって、その上ヤンデレさんは本領発揮の気配。次読むのが怖い。
