いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「死神のキョウ5」魁(一迅社文庫)

死神のキョウ5 (一迅社文庫)
死神のキョウ5 (一迅社文庫)

いつもどおり恭也を死の危険から守ったつもりが、うっかりミスで大ケガを負わせてしまったキョウ。
まさかの入院生活を送る羽目になった恭也は、なぜか病院の中に死神たちがいることに気づく。
キョウの看病というには恐ろしすぎるリアクションと、同じくらいお茶目なキョウの先輩死神の出現に心休まる暇もない恭也。
そんな彼の前に現れた新たな美少女たちの正体とは。
大人気死神ドタバタラブコメディ、待望の第五弾!

カップル一組とテンションが無駄に高い人たち送るハイテンションバカコメディ80%、シリアスな本編20%の5巻。


駄目だこいつら、早くなんとかしないと・・・。←これの他に言いようがないわw
短編集の勢いそのままにイチャつくバカップルと、それで遊ぶ周りの人たち。特に変態医師・黒岩と入院患者・泪の新キャラ二人はテンションが異常。読んでいる方が元気を吸い取られそうなレベルw
カップルの方も、すでにデレしかないキョウは4巻もだったけど、恭也の色ボケ具合が酷いことに。もう「爆発しろ」という気力も削がれるイチャつきぶり。
そんなニヤニヤできるが若干うんざりなラブコメを延々が続き、もしかしてこのテンションのまま最後まで行くのか?思いかけたところで、ようやく本編突入。やっぱり“死神”の物語もやってくれないと。まあ、すぐに終わっちゃうんだけど。
それでも、がっつりシリアスに行ってくれそうな衝撃のラストで次が楽しみ。・・・次、いつ出るんだろうね。