いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「ロウきゅーぶ! (8)」蒼山サグ(電撃文庫)

ロウきゅーぶ!〈8〉 (電撃文庫)
ロウきゅーぶ! 8 (電撃文庫 あ 28-8)

二学期が始まり、近づいてくるのは智花の誕生日。日頃の感謝も込め、智花への抱える想いを伝えようとする昴なのだったが……いきなり赴任先から帰国してきた昂の父親、そして謎の銀髪バスケ少女との同居開始で、一波乱の予感──!?
「す、昴さんの……お、おうちの子に」
「おにーちゃんだめっていっちゃだめ」
「長谷川さんのお好きなところに──」
「もしかして……デ、デートなのっ?」
「すごいのあげなきゃダメだかんね!」
一方、智花をお祝いするイベントの裏で、他の4人の少女たちの身にもそれぞれの誇りをかけた、成長を試される出来事が降りかかり……!?
悩み多き少女たちに翻弄されまくりなさわやかローリング・スポコメディ(8)!


昴父、フランス産美幼女、紗希のライバル?、竹中妹ズと新キャラたっぷりの九月日常編。
バスケ、スポ根目当てで読んでいる身としては、scene3まではお約束のやり取りを「はいはい」と思いながら読んでいるだけなので、正直なところかなり退屈。親父は折角濃いキャラだったからもっと出番があれば・・・小学生がメインの話だから無理か(^^;
面白くなるのはscene4の後半から。
やっときたバスケのターン。しかも相手は慧心女バスメンバーと因縁のあるメンバーで固められた5年生チーム。
久々のチーム戦&因縁盛り沢山で盛り上がった割には、下級生の急造チームということで試合自体にはあまり燃える展開が無かったのは残念だったけど、ついに来た公式戦フラグに次以降への期待は最高潮。
・・・って、あれ?次は京都編? 遠回りしないで、早々に再戦して欲しいのだが。