いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「僕は友達が少ない (7)」平坂読(MF文庫J)

僕は友達が少ない 7 (MF文庫J)
僕は友達が少ない7 (MF文庫 J ひ 2-25)

羽瀬川小鳩の誕生日パーティーも無事に(?)終わり、ふたたび学園祭に備えての活動を開始する隣人部のメンバーたち。紆余曲折の末、文化祭の出し物の内容は映画作りに決定し、脚本は夜空が担当することに。だが、やたらと小鷹との過去の関係を強調する夜空と他の女子部員たちとの間に不穏な空気が流れ始める。そんなおり、小鷹と星奈との間にも実は『特別な関係』があったことが発覚し、さらには隣人部のジョーカー、志熊理科までもが動き出す。大人気残念系ラブコメディ第7弾、リア充たちの祭典を前にして物語はついに佳境を迎える……かも。


デ・ー・ト( ゚∀゚)o彡゜デ・ー・ト( ゚∀゚)o彡゜
小鷹と夜空が二人きりって校内ばかりだったから、夜空派としてこのイベントは嬉しい。映画での赤面も、猫カフェでの壊れ具合も最高でした。格好は、、、あれだよ。きっと猫と思いっきりじゃれる為だよ!w
と、そこは良かったのに・・・。
今回は夜空の残念さが酷い。
ここのところ、ボソッと呟くヤキモチ夜空と残念さが加速する星奈という構図だったのに立場が逆転、いや色々あって星奈が一気にリードしたような。夜空ェ・・・。
まあ、ここでヤキモキしていても恐らく誰かを選ぶエンドではないのだけど。
もう一つ忘れちゃいけないのが、微かに漂う終わりを感じさせる物悲しい雰囲気。
理科さん、気付かれてしまいましたか。まあ、読者は九割九分九厘わかってたんですけどねw
そこに気付いたからって何が変わるわけでもないのに、何故か寂しい雰囲気になってしまうのが隣人部クオリティなんだろうなあ。やはり小鷹も残念だ。
ちょっとだけいつもと違う空気を感じつつも、基本的にはいつも通りのノリで面白かった。終わりはシリアスでも、次はまたいつもの調子で始まるんだろね。




DVDは要らないけど、表紙は特装版の方がよかったなぁ(´・ω・`)
僕は友達が少ない7 DVD付き特装版