いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「まよチキ!9」あさのハジメ(MF文庫J)

まよチキ!9 (MF文庫J)
まよチキ!9 (MF文庫 J あ 7-10)

涼月家を出た俺たち坂町兄妹は、マサムネの家に居候していた。相変わらずコイツは素直じゃないんだが、少しずつ紅羽とも打ち解けてきたようで、人当たりも柔らかくなった気がする。どこか家族のように温かな、ちょっと悪くない、つかの間の生活。だが、そんな居候デイズも突然の訪問者により終わりを迎える。「今日からあなたたちの隣の部屋に住むことになった涼月奏と近衛スバルです」出たな、デビル涼月……。さらに涼月は全校生徒の前で、近衛と自分が付き合っているという宣言をしやがった。それは涼月革命と呼ばれる事件。一人の少女が起こした、激情に濡れたレジスタンス。学園執事ラブコメ第九弾! 執事と主の口唇が重なるとき、革命の幕が上がる――。


マサムネさん頑張りました!
マサムネ回と思わせておいて、最近のパターンどおり新属性の涼月嬢が周りをかき回すんだろうと予想し、事実途中までそんな感じだった。案の定隣に引っ越してきたし、デレちゅきさんの次は拗ね月さん(勝手に命名)が登場してたし。
それがまさかラスボス撃退に最後の爆弾投下までやり遂げるかつてない存在感をしめしてくれるとは(何か表現がおかしいような気がするが気にしないw
誰も彼もが素直になれず関係がこじれにこじれている中、一人勇気を振り絞った行動には衝撃やニヤニヤよりも拍手を送りたい気分になった。
ところで、私はスバル派です……
スバルの影の薄さと最後の仕打ちに泣いたorz