いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「生徒会の金蘭 碧陽学園生徒会黙示録6」葵せきな(富士見ファンタジア文庫)

生徒会の金蘭 碧陽学園生徒会黙示録6 (富士見ファンタジア文庫)
生徒会の金蘭  碧陽学園生徒会黙示録6 (富士見ファンタジア文庫)

「私達は今、とても大切な時期にあります」
私立碧陽学園生徒会――そこは、美少女メンバー四人が集う楽園だが、変革を求められる時期が訪れていた。シリーズも終盤へ突入した今だから、出来ることがきっとあるはずだ。さあ「生徒会の一存」の新たな可能性を見つけ出そうじゃないか。失敗を恐れてはいけない、挑戦し続ける勇気が人を成長させる!
だから……許して欲しい。中目黒善樹の助走姿を。一瞬「あれ、新キャラ、美少女!?」って思ったあなたも、怒らないで欲しい。そして逃げずに、この本をレジまで。ねっm¥、お願いします! だって彼、本当にいい奴なんですよ。2年B組編も、ついに決着!?

青春でしたー!!!


いやもう、2−Bの最終章【二年B組の進級〜決意の章〜】が読んでるこっちが恥ずかしくなるくらい青春をほとばしらせた群像劇で。
告白に次ぐ告白、勘違いによるすれ違い、混迷を極める展開、そんな中で友達のために駆けずり回る2−Bのいつもの5人。まあ、勘違いの方向がかなりぶっ飛んでるのは生徒会クオリティなので気にしない方向でw
宇宙姉弟の勇気に感動し、あまり好きなキャラじゃなかった中目黒の言葉にも心を打たれ、そして深夏かわいいよ深夏。
但し杉崎、お前はダメだ。巡にきちんと返事をしたところまでは良かったのに……その後の反応が最低だwww
変な意味じゃなくていい最終回だった。
これは土○にあるという1−Cのラストと本編の最終回も楽しみ。


ちなみに巻前半はいつもの短編集
いつも以上にgdgdで、まあなんというか「末期だな」と(^^;