いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ4」鈴木大輔(MF文庫J)

お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ4 (MF文庫J)
お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ4 (MF文庫J)

『お前さん、妹と血が繋がってないんだってな?』会長さんの爆弾発言には焦ったものの、僕こと姫小路秋人の日常がそれで変わるわけでもなく。学校では授業を受けながら小説のネタを練り、寮に帰れば寮長と小説家の二足のわらじを履き、妹や那須原さんや銀兵衛が持ち込んでくる相談にも乗り……って、そんな多忙な毎日を送ってたら案の定、風邪と過労で寝込んでしまった。ありがたいことに生徒会の面々が付きっきりで看病してくれたのだけど、そのやり方がまた三者三様で……? というわけで、大人気ブラコン妹ラブコメ第四弾。僕が受けたラブコメチックな看病の中身についてはページをめくってみて!(新キャラも出るよ!)


「僕の学園生活」「編集さんのお宅訪問」「彼女たちの看病」の三本です。な4巻
まずは秋人のクラスでの様子。
うん、楽しく過ごせていることはよく分かった。爆発しろ。
そんなことより、かわいい銀ちゃんですよ。クッキーイベントから痴話喧嘩まで、ベタなラブコメイベントが何故か落ち着く。なにせこの作品のヒロインはトリッキーな人たちばかりだからねえ。85頁の挿絵なんかは反則だと思うんだ。主に指が。
編集さん訪問は特に何も起きなかったので飛ばして、風邪ひき秋人を看病する話。
どう見ても秋子の圧勝だな、これ。なんて珍しい。いつも暴走している人が冷静だと何割増しかに映る。
但し、かわいいのは銀ちゃんですがね。基本冷静時々赤面な銀ちゃんが暴走しっぱなしなのが新鮮。
そんなわけで、銀ちゃん派としては活躍の場面が多くて満足な一冊だった。
さて、恒例の終幕サプライズは……あらすじと冒頭でネタバレしてたら誰も驚かんでしょう。
次はロリコン疑惑編?w