いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「問題児たちが異世界から来るそうですよ? そう……巨龍召喚」竜ノ湖太郎(スニーカー文庫)

問題児たちが異世界から来るそうですよ? そう……巨龍召喚 (角川スニーカー文庫)
問題児たちが異世界から来るそうですよ?  そう……巨龍召喚 (角川スニーカー文庫)

幻獣が多く住むという南の“龍角を持つ鷲獅子”連盟から届いた収穫祭への誘い。問題児たち3人は南へ何日行けるかの権利をかけ、ゲームで争うことに! ゲームの結果、南へ向かった黒ウサギ一行は、新種の植物ブラック★ラビットイーターに遭遇した。黒ウサギが触手に襲われる!? なんて遊んでいたら、南を一度滅ぼしかけた魔王の残党である巨人が襲ってきて! そしてノーネームに残った問題児(誰だ!?)の秘密も明らかにされる!?


前半まさかのリリ押し。なんという俺得。
なんてマニアックな好みは置いといて、
3巻は貢献度が低いことを悩む耀と、過去を語る十六夜の二元中継。当然のようにどちらもハチャメチャ。もちろんいい意味で。
まず耀の方は、
う〜ん、問題なく活躍してるよね? 二人に比べてそこまで劣った戦績には思えない。ちょっと地味な気はするけどw なので、この娘は志や理想が高いんだなという印象。
まあ悩んでいる時間はわずかで、あとは巨人族の急襲の連続で相変わらずのド派手バトルなんだけど。彼女が納得するような活躍はなかったので、次で覚醒か?
十六夜の過去は、
辛い(と本人が思ってるかどうかは不明)過去や箱庭との意外な繋がりなど興味深い事柄がいくつか出ていた中で、一番の驚きは能力。これまで見せてきた強さは上辺だけ? 想像以上の能力の高さにこの先が頼もしくも恐ろしい。
……って、あれ? 確か招待状は風で舞っt このシリーズで細かいことを気にしたら負けですか、そうですか。
初の「つづく」エンドで次が待ち遠しい。