いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「おれと一乃のゲーム同好会活動日誌 その8」葉村哲(MF文庫J)

おれと一乃のゲーム同好会活動日誌その8 (MF文庫J)
おれと一乃のゲーム同好会活動日誌その8 (MF文庫 J は 6-15)

「全て受け止めてやる、全員かかってこい!」宗司はついに“誰も選ばない”という最低な宣言をした。一乃とキリカ、リリス×2のそれぞれのエンドが今、語られる!? ……と、その前に彼らの日常はというと、ウェディングドレスコスプレからウサ耳へ。リリスの胸が大きくなったりキリカデートだったり、リアが脱がされたり一乃がついに宗司と××だったり。さらに事態のあまりの煮え切らなさに、フェルによる『煉獄』けものかいぎが開催される!宗司の目指すハーレムエンドとはいったい!? 思わせぶりなこと言ってるけどこのシリーズまさか終わるのか!? 真相は第8巻へ――!


腐ってやがる。引っ張りすぎたんだ(字余り)
シリアスパートまで激甘に浸食されて、問答無用の全編ピンク色。
で、その甘さが爛れてるというか腐りかけ果物っぽいというか。果物とラブコメは適度に酸味があった方が美味しいと思うんだ。メリハリもなくイチャイチャしているのを垂れ流されてもニヤニヤも出来ない。ネタも過去にやって来たようなものばかりになってきているし、これ以上引っ張るのは限界のように思えるんだけど……終わらないのね。
大好きなシリーズが失速していくさまはあまり見たくなかった。早くけりをつけてください。


新シリーズの告知があるね。こっちが先に刊行?