いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「アクセル・ワールド12 ―赤の紋章―」川原礫(電撃文庫)

アクセル・ワールド12 ―赤の紋章― (電撃文庫)
アクセル・ワールド12 ―赤の紋章― (電撃文庫)

≪大天使メタトロン≫打倒のため、シルバー・クロウは新アビリティ≪理論鏡面≫獲得ミッションに励んでいた。四埜宮謡の助言もあり、ようやくその光明が見えはじめたハルユキだったが、突如現れた謎の最強≪レベル1≫アバター≪ウルフラム・サーベラス≫との交戦により、ミッション成就は今だ果たせないままだった。
そんな状況の中、≪チョコレート装甲≫を持つ、小さな貴婦人アバター≪ショコラ・パペッター≫がハルユキの前に現れた。
彼女により、シルバー・クロウは待望のアビリティを得ることに──!?
思わずペロペロしたくなるスウィートなアバターも登場する次世代青春エンターテイメント!


文化祭コネー!
加速世界だもんね、数日がすぐ進むわけないよね。
まあスルーされたわけじゃないから無かったのはいいけど、なんだか文化祭闘争フラグが立てられてしまったような? 綸ちゃんあんなに楽しみにしてたのに……。


さて今回はprprとhshsの二本立て《理論鏡面》の修行の際に出くわした事件と、初代赤の王にまつわる過去の話の大きく分けて2エピソード。
前者はISSキットを振りまいている本人との直接対決……よりもペロペロの方が印象が強いのは私だけじゃないはずw 
しかし《理論鏡面》があんな能力だったなんて。鏡の字が付いてたら跳ね返すと思うよなあ、ハルユキは悪くない。
後者は性質上黒雪姫の独白多し。ということは、黒雪姫分の補給が可能です。ハルユキの前だけで見せる弱さが大変いい感じです。
ちなみに話がもっと大きくなるのと〈つづく〉のはいつも通り。驚きはもうないね(^^; カードの印の意味はかなり気になるが。
驚きといえばアクア・カレントの再登場シーン。背表紙にいるからどこかで出てくるんだろうと待っていたら、ここかよ! 燃えるシーンではあるけど出てないのと一緒や。
次はそのアクア・カレントの活躍に期待。そして文化祭はあるのか!?



あれ? アクアさんて男か女かわからないって設定じゃなかった? あとがきで彼女って言っちゃってるよ。まあ分かってたけどw