いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「おれと一乃のゲーム同好会活動日誌 その9」葉村哲(MF文庫J)

おれと一乃のゲーム同好会活動日誌その9 (MF文庫J)
おれと一乃のゲーム同好会活動日誌その9 (MF文庫J)

なんやかやで同居することになった宗司と一乃、キリカ、フェルたち。荒谷学園ゲーム同好会はついに白崎家まで侵攻してきたのだった!まず、昨今イケメン化著しい宗司が満を持して自宅にて最高のホワイトデーを提供する。そして二年生最後の部活動を楽しむ一乃に仕掛けられた最悪の罠、アンダースコート大作戦、さらには再び繰り返される裸エプロン(下に水着を着てるよ)戦争!! 宗司の胃袋を、家庭を制するのは誰だ!?「戦争は――なにも生み出さない(by宗司)」終わりじゃないどこかに向かって驀進する新感覚ラブコメディ(と断言します)、第9巻!


耳かきktkr!
ってフィルかよ! 一乃でもキリカでもリリスでもソツなくこなしてくれたはずなのに、こんな何の得もないイベントにしおってからに。第一罪許すまじ。
という個人的趣味は置いといて、いつの頃からかデレデレハーレムラブコメとなった一乃さん9巻は、いつも通りの砂糖垂れ流し。なんだか最近それも有りな気がしてきた。
目立ってたのはキリカかな。正妻戦争もエイプリルフールでも一人勝ちというかつてない展開にビックリ。でも横一線になっちゃった今だとあんまり価値がないのよね。
我らが一乃さんのハイライトはロリ化と言いたいところだけど、挿絵的にもぱん・つー・○・みえの方か。クールにドジるから素敵。
話の方は相変わらず進みはないけど、変化というと『煉獄』関連。ペンギンが表紙にまで出世したと思ったら今度は兎まで人化ですってよ。
おいおいどこまでやる気だ?と思ったら、どうやら『煉獄』が全部人化させるつもりらしい。そしてそれが完了しないと終わらないっぽい……あと何巻かかるんだ、それ?(^^;
唯一の男の子らしい犬と、癒やしキャラマンボウがどうなるかは気になる。