いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「インテリぶる推理少女とハメたい先生 In terrible silly show , Jawed at hermitlike SENSEI」米倉あきら(HJ文庫)

インテリぶる推理少女とハメたいせんせい In terrible silly show, Jawed at hermitlike SENSEI (HJ文庫)
インテリぶる推理少女とハメたいせんせい In terrible silly show, Jawed at hermitlike SENSEI (HJ文庫)

「……せんせいにはわるいうわさがあるのです。もちろんわたしはせんせいを信じています。けれど……」 人間は無作為にテキトウに動くのだ、と主張する文芸部顧問になった「せんせい」と、この世の全てが理屈通りに動いている、と信じて疑わない中学生の文学少女「比良坂れい」の2人が孤島を舞台に繰り広げる壮絶な頭脳戦と恋愛模様


一言、ゴミ




まさかタイトルのまんまの内容が出てくるとは思わなかった。
要約すると若年性痴呆症な強姦魔と頭がお花畑な女子中学生が言葉のキャッチボールをしない本。
ライトノベルでも猟奇的な作品は数あれど、ここまでただただ不快なものは初めて。日本語ってここまで不快に出来るんですね。
一人称の犯罪者的思考も、ヒロインの現実感のない台詞も読んでいて気持ちのいいものではないが、一番気持ち悪いのが文章に繋がりがないこと。思考があっちこっちに飛んで何をしているのかわからなくなる。思考が飛ぶ副産物として場所もしばしばワープするおまけ付き。ストーリー以前の問題。
しかもこんなんで最後に解決編みたいなことをするから困る。文章の並びが意味をなしていないのに叙述トリックどうこう言われても……あ、ここが笑うところだったのか?
元々他人に楽しく読ませる気がない上に文章がド下手とか救えない。完全な自己満足。悪趣味な上に不器用なオ○ニーを見せられた気分になった。
ガガガならともかく(←偏見w)“ホビー”ジャパンがこれを出版しちゃダメでしょう。ラノベはエンタメであるべきだ。