冬の日の夕暮れ。友達との本気のぶつかり合いによって前に進むことを決意した羽瀬川小鷹は、逃げ出してしまった告白の返事をする。それと時を同じくして、三日月夜空から隣人部の部員たちに一通のメールが届くのだが……。新たな局面を迎えた隣人部は、生徒会と共にスキー研修で宿泊する旅館の下見（という名目の慰安旅行）に行くことになる。小鷹の迷走によって結果的にもたらされた“外側のコミュニティ”との交流は、どんな化学反応を引き起こすのか？ 大人気シリーズ第十弾、複雑な人間模様の織り成す残念な恋と笑顔の物語、開幕！ ポロリもあるよ！
安心安定の肌色率。これはポロリじゃない、フルオープンだ。流石読たん先生。
オープニング早々小鷹の衝撃的な一言。ああ、決着が着いてしまったか……ん？
確かに星奈のことを好きとは言っているが、その後の発言がまるで身体だけが目的のようにしか聞こえないんですが。しかも、幸村のことを好きかもと言ってみたり、“友達”理科とは友達以上の関係というか初々しいカップルにしか見えないお付き合い。
小鷹さんマジ鬼畜。ヘタレ主人公を卒業したと思ったらクズ主人公にジョブチェンジしやがった。リア充の前にお前が爆発しろｗ
さらに星奈的には小鳩の強烈な拒絶に父・天馬と小鷹の折り合いの悪さのおまけ付き。もう負けフラグしかないじゃん。星奈、哀れ。
一方の夜空は復活……してない！
元々卑屈な人間が自信をなくしたらはこうなるだろうという見本のようなダメダメっぷり。開き直りも痛々しければ、その後の凹みはもっと痛々しい。うわぁ……。
この作品の売りである「残念さ」で言ったら夜空も星奈も同レベルか。いつも張り合ってるライバルだけのことはあるなあ（遠い目）
今回も最後まで理科がヒロインポディションだったし、もうこのまま理科ルートでいいんじゃないかな。と思ったら、鬼畜王小鷹さんは今度は夜空の完全攻略に向かうらしいですよ。
