いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「GEφグッドイーター2」新木伸(ガガガ文庫)

GEφグッドイーター 2 (ガガガ文庫)
GEφグッドイーター 2 (ガガガ文庫)

いつものダンジョン最下層。今日も繰り広げられるキャッチ&イートな毎日。“おいしいものを食べる”ためだけに集まったパーティー“グッドイーター”。そこへ、いきつけのお店“腹ぺこ赤竜亭”の看板娘で、古くなった教会の修理費を稼ぐシスターでありながら、その正体は自称“駄女神”な女神様・エルマリアがたま〜にパーティーへ加わって一緒にダンジョンに潜ったり。だんだんにぎやかになる“GE”一行に、さらなる新キャラも登場!? みんなでおいしいごはんを食べれば、楽しく笑顔でお腹いっぱい。もちろん36編収録で、大満足間違いなし!!


あれ? GEのEどこ行った?
2巻にしても早くもダンジョン<<<街になっていて、ダンジョン内で倒したモンスターを絶対に食べなければならないルールがあっさり形骸化。キャラクターとまったり感を楽しむ作品なので、なんの問題もないけれど。むしろこれでこれで正真正銘のファンタジーGJ部に? 今回の最後のエピソードは恒例の順番デートだったし。
要するに安心安定のGJ部スタイル、いつものまったり4コマ小説だった。元女神の秘密が判明しても、カインの特殊能力が判明してもサラッと流していくのがこの作品らしい。
そんなことよりアサシンさんですよ。明らかに出番も増して存在感も増している。妙に生々しい数字だった「人気投票」のおかげかな? 一連の猫騒動の可愛さと言ったら。なんてあざといんだ(歓喜
新?キャラも何人か登場。妹キャラはまんま霞、双子姉妹はエマがタマっぽい。このままいけば森/小森さんキャラもその内でてくるかも? まあアサシンに森さん成分が入ってる気がしないでもないが。
いつも通りでゆったりまったり楽しめた。季刊にこだわらなくてよくなったから、刊行ペースはゆっくりめなのかな。