いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「造られしイノチとキレイなセカイ4」緋月薙(HJ文庫)

造られしイノチとキレイなセカイ4 (HJ文庫)
造られしイノチとキレイなセカイ4 (HJ文庫)

素直になれなかった幼なじみと、ついにゴールイン!?
遺跡探索でイリスやリーゼの素性が明らかになり、その特異性から隣国の代表、ランカ・ユグドリウスと会うことになった一同。新たな出会いによって今まで以上にカップル増量の気配がする中、リミッターの外れたカリアス&フィアナも、新参者に負けじとイチャイチャっぷりを見せつけ、ついにその関係は行き着くところまで……!?
可愛さも、秘めたる能力もまさに「神クラス」の娘たちと一緒に、規格外の家族が送る“お祝いムード”の第4巻!

最終巻。
3巻の告白でようやく甘さの緋月の本領発揮が読める巻だと期待はしていたが、まさかこれほどまでとは。あの告白はまさに号砲だった。
まずは、やっとのことで想いが成就したお二人さんは、本当に子供たち(一名除く)が引くくらいイチャイチャしやがった。
ほう。酔いつぶれた次の日の昼前から夕方まで、相手の健康状態を気にしなければならないくらいいたしたと。ほう。シーツを“いっぱい”干さなければならないくらいいたしたと。それは、、、カリアス君の脱水症状が心配ですね!←
リミッターが外れたのはそこだけではない。
予想通りなところから、流石に相手がいないだろうと思われたところまで、番い(つがい)が出来る出来る。既存のリーゼ・エリル組や子龍たちの影が薄くなるくらい。どこを見渡してもカップルだらけで、独り身には大変目に毒なピンクな空間が広がっていた。ねー、ルイーズさん。まさか、あなたが心の安息所になろうとは。
最後の最後まで幸せいっぱい胸いっぱい(胸焼け的な意味でw)、さらにもう一組おかわりで追加されるおまけまで付いてきて、大満足な最終巻だった。皆さま、お幸せに!