いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



第95回記念選抜高等学校野球大会 第12日

勝戦
山梨学院(山梨) 7-3 報徳学園(兵庫)


山梨学院、山梨県勢初優勝!
4回に2点を先制された山梨学院は5回裏、打線の二周り目の終わりから報徳学園先発間木を捕え、8番から5連打で一気に逆転。代わった今朝丸からは5番佐仲がホームランで、この回計7得点のビッグイニング
そして山梨学院エース林にはこれで十分だった。連投+甲子園6試合目の疲れも見せず、高めのストレートを効果的に使い凡打の山を築くナイスピッチング。これまで全試合二桁安打だった報徳打線を6安打に抑えチームを優勝に導いた。
報徳学園は緊張なのか力みなのか今大会一番バットが振れていなかった。強豪校を次々と破ってきた勢いと打線の圧力が今日は感じられなかった。


固い内野守備が光る決勝戦らしいミスの少ない試合だった。それとこんなに三振の少ない試合も珍しい。特に守備機会が非常に多かった両セカンドはお疲れ様。あれだけ強い打球がいくつも飛んできてノーエラーは本当に凄い。あとはやっぱり林君のピッチング。コントロールのいいピッチャーは観ていて気持ちが良い。
度々ワンサイドゲームになってしまうセンバツの決勝だけど、今年は緊張感のある試合が観られて良かった。