いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



2020-12-03から1日間の記事一覧

「むすぶと本。『嵐が丘』を継ぐ者」野村美月(ファミ通文庫)

本は読み手を、いつも見守ってくれている。 本の声が聞こえる少年・榎木むすぶが、学園のアトリエを訪れると妖精が泣いていた。妖精のような少女は姫倉蛍といい、悠人先輩の妹だという。むすぶは先輩から妹が本に“罹患”しているのではないかという深刻な相談…