いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



GOSICKs〈3〉ゴシックエス・秋の花の思い出 (富士見ミステリー文庫)

GOSICK s 3桜庭一樹富士見ミステリー文庫
オンライン書店ビーケーワン:GOSICK s 3

少年は迷いの中にあった。
一度は、救い出すことができた。奪い去られてしまった姫を。暗黒の要塞から。
それからしばらく後――。
どうすれば、彼女を護り続けることができるのだろう。そう思いながら、東洋からやってきた少年久城一弥は、迷路花壇の中を走る。
姫――ヴィクトリカに会うために。
今日も、彼女を退屈させることのない、謎を抱えて。二人きりで語り合うために。
高原の秋の訪れは、早く、彩るように山々を染める。二人は語り合う、かつて自分たちと同じように歴史のうねりにのみ込まれ、挫けずに闘った人々たちの思い出を。
季節は、夏から秋へと。少女と少年の思いも積み重なるゴシック・ミステリー短編集!


書き下ろしのプロローグでのヴィクトリカの可愛さといったら、もうね(*´Д`)ハァハァ
甲斐甲斐しい一弥の姿とほんのちょっと素直になっているヴィクトリカのやり取りがたまらなく可愛い。
ミステリ? 何それ(マテw
エピローグからすると、次はどっかの王妃の死の真相を解き明かす話になるのかな?