いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



J1 第28節

清水 2−0 名古屋



仕事をしながら後半20分〜 だけちら見視聴。
前半はどうだったのか知らないけど、後半だけならもう2,3点入っててもおかしくない試合だった。後半だけで外す方が難しそうなシュートを2本も外してたもんあぁ(^^;
まあ勝ったからいいか。
攻撃の流れが良さそうだったから、ユングベリと小野の初共演は上手くいったのかな?

「夢魔さっちゃん、お邪魔します。3」櫂末高彰(ファミ通文庫)

夢魔さっちゃん、お邪魔します。3 (ファミ通文庫)
夢魔さっちゃん、お邪魔します。3 (ファミ通文庫)

夏休み前、尚史【たかし】をめぐって現【うつつ】と鑑【かがみ】が火花を散らしながらも「現会」は楽しく活動していた。ところが最近、覚【さとり】が何か悩んでいる様子。「かつて大切な友達を喰った」という彼女の謎の言葉と関係があるのか? しかも鑑の夢世界を壊そうとした深界の〈教授〉が覚の夢にも現れたらしい! そして翌日、覚は目を醒まさなくなった……。こうして尚史はさっちゃんと共に覚の夢世界へと赴く――愛するアリディア様を救うために!! 夢解きパズルワールド、終幕!!!


終幕!!?
2巻の感想の最後で「予想の斜め上を行くシリーズだから予想すると外れる」なんて書いたけど、そんな予想の裏切り方は要らなかった。


最終巻はアリディア様こと覚の回。覚の過去、アリディアと名乗っている秘密が明かされる。
今回のハイライトは尚史。頑張る男の子の姿。
これまでも誰に対しても真剣に接してきた尚史だが、今回は一段上の必死さ。ヘタレる気配もなく暴走気味の尚史の姿に、現でももちろん鑑でもなく覚のことが本当に好きなんだあと実感する。
もう一つはさっちゃんの秘密……と言いたいところだけど、なんで終わるのに伏線増やしたし。
実は神なのか? はたまたラスボスという可能性も? なんてフラグを立てながら、何も回収されずに終わるとは思わなかった。他にも深界では敵の姿と親父の影が見えてきたり、現界では覚がちょっと素直になってハーレムラブコメのドタバタが加速しそうになっていたりするのに・・・。
いい意味で予想を裏切ってくれるシリーズでお気に入りだったので、これから面白くなっていくところでの打ち切りは残念でならない。ファミ通文庫では『暴風ガールズファイト』以来のショック。