いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「レトロゲームマスター渋沢2」周防ツカサ(電撃文庫)

レトロゲームマスター渋沢 2 (電撃文庫 す)
レトロゲームマスター渋沢 2 (電撃文庫 す)

前回、なんとか学業とゲームの両立を成し遂げたレトロゲーム依存症の堅物委員長・早坂ちひろ。放課後ゲームをする旧宿直室、通称「隠れ家」にも平穏が戻ってきた……はずが、マゾゲーマーの秋葉瑞穂や、娯楽には潔癖な西園寺奏恵の二人が増えたことにより、微妙なトラブルが次から次へと勃発。しかも委員長は
、進路や学校の課題で新たな悩みを抱えて……。師匠(マスター)渋沢は果たしてどうする……!?


くそっ、どうしてこんなにやってるゲームが被ってるんだ。
露骨に元ネタが分かるようにしてあるゲームも、ぼかし程度にか入ってないゲームも大体わかってしまうのが憎らしい。知っているゲームが出てくると嬉しくて顔がニヤけてしまう、イコール今回はニヤニヤしっぱなし。ええ、ゴエ○ン外伝2は間違いなく神ゲーですよ。自分だけでなく妹まで何週もしてた記憶がw
ブコメというか委員長を愛でる話としても1巻に引き続き好調。
渋沢が自分の仕事はきっちりこなしてくれているので、生真面目だったりよく拗ねたり天然ぽかったりと色々な委員長が楽しめる。渋沢GJ! まあ、委員長を弄りすぎて凹む渋沢には「小学生かっ!」とツッコミを入れたくなるけど。
そして今回は、お嬢様西園寺も本格参戦。典型的な高飛車ツンデレで委員長とはまた違った魅力があり、こっちでもニヤニヤ出来る。
秋葉は……ちょっと黙ってろw
さて、次はどんなゲームが出てくるかな。ちょっとラブコメしだした渋沢と委員長のその後も気になる。