いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「魔法遣いに大切なこと1〜3」枯野瑛(富士見ミステリー文庫)

魔法遣いに大切なこと〈1〉夏と空と少女の思い出 (富士見ミステリー文庫)魔法遣いに大切なこと〈2〉真冬の夢の静寂に (富士見ミステリー文庫)魔法遣いに大切なこと〈3〉夢色に染まる秋天の下で (富士見ミステリー文庫)
「魔法遣い」が世間に認知されている現代の話。
主人公菊池ユメが国家公務員である「魔法遣い」になるために上京し研修を受ける。
その研修中の出来事の話。
小説版は原作(漫画)のサイドストーリー。


この作品、漫画は普通、アニメは駄作、小説は良作。
枯野瑛さんはよくこの作品を理解してる、少なくともアニメのスタッフよりは。
作品全体に流れる温かな感じがとてもいい。
但し2巻は内容が甘々で読んでるこっちが赤面しそうになるけど(苦笑)


漫画&挿絵担当のよしづきくみちさんはカラーの絵は丁寧で綺麗なんだけど、白黒の漫画は雑。どうにかならんのか?



ところでこの作品をなぜミステリー文庫で出す、富士見書房