いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



走って帰ろう!

走って帰ろう! (ファミ通文庫)

走って帰ろう! (ファミ通文庫)

大好きな亜希子ちゃんにフラれた高校生の卓也に待っていたものは、夜逃げした両親の借金12億5千万円と黒スーツにグラサンのヤクザだった!
莫大な借金を返すため、卓也は競走馬のオーナーを夢見るヤクザ原田のもと、非合法自転車レースの選手(ドッグレーサー)となる。『倒産』『丘サーファー』『赤い彗星』奇妙なレース仲間と走る前兆0kmの周回レース。
走行妨害、落車、ドーピング……そんな中で、卓也がしかける大勝負とは!?

非合法自転車レースが題材ってライトノベルでも極めて珍しく、かつライトノベルでしか出来ないような題材。
気になる点がいくつか

  • 無理ねじ込んだようにしか見えない恋愛ものがいらない。
  • 原田は本当にヤクザ?やさしすぎ
  • 委員長の髪が場面によって長さが違う(これは絵師の問題か)
  • 売値7000万ってどんな豪邸?
  • 最終レースの最終シーンはちょっと演出過剰

・・・あっ、否定的なことばかり書いてますが、読み物としては面白かったんですよ(^^;
特にレース部分はかなり熱い!
それだけにもっとスポ根で押してくれれば良かったんだけどな〜