いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



スイートホームスイート2 ウィンナ・ワルツは憂鬱の調べ

ありえない展開から始まった「人外だらけのお城生活INヨーロッパ」にもようやく慣れてきた一彦に、またも襲いかかるありえない試練!「おまえにダンスを習得してもらう・二週間で」燕尾服?社交界デビュー?ウィンナ・ワルツ?一歳上の曾祖母、アデルのぶっとんだ企みから、一彦はその身を守ることが出来るのか?金髪ドリルの美少女吸血鬼・リリアナも登場して、ますます波瀾万丈のファンタジック・ホームコメディ第二巻、華麗に登場!


うゎ!言っちゃったよこの人!!


なんだこのものすごい引きは!!!


物語冒頭である意味命懸けでワルツ練習したに本番で踊ってるシーンがねーとか、中盤以降の展開が前巻と変わらないなーとか、面白いには面白いけどふつーとかちょっと失礼なこと考えながら読んでいたら、最後の最後にすごい威力の爆弾が。
些細な事は全部吹き飛ばしてくれる、素晴らしい破壊力のラストに撃沈。終わりよければ全て良し!
一つ残念なのは、期待してたツンデレ分が足りない(´・ω・`)
お見舞いのシーンは想像すると顔がニヤニヤ(・∀・)するけどwたった4行だし・・・
すっ飛ばされているワルツを踊るシーンで私の脳内では
アデルに言われどこかのご令嬢としぶしぶ踊る一彦。
一彦が踊ってるのを見て、不機嫌になるアデル。
「おまえが踊れって言ったのに、何でそんな怖い顔で睨んでるんだよ!」と心の中でつっこむ一彦。

という至極の展開が繰り広げられていたのだがw

バカ妄想は置いといてw

シリアスなシーンで上手くギャグを混ぜて重くなりすぎないようにするテクニックは流石の一言。
ラスト以外での見せ場は、一彦がリリアナに愚痴るところかな。ダダ漏れです。違う意味でw
とにかく、こんな終わり方をされたら続きが気になってしょうがない。
新メンバーリリアナも加わるし、なによりアデルの反応が気になるし、秋が待ち遠しい。