いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



お・り・が・み 獄の弓

お・り・が・み 獄の弓 (角川スニーカー文庫)

お・り・が・み 獄の弓 (角川スニーカー文庫)

神殺しの一族<名護屋河家>にもう一人の巫女がいた!?突如あらわれた妹・睡蓮の存在に鈴蘭は嬉しいやら照れくさいやら。魔殺商会の一行はそんな鈴蘭たちを連れ夏の海へ。しかし世欲にまみれた姉を認めようとしない睡蓮の心に魔人組織ゼピルムが妖しく囁きかけ、楽しいはずのバカンスは悲しい姉妹の死闘へと変わる。生き残るのは神の弓矢か魔王の拳か!?怒りに燃える神殺しの一族たちが覚醒するフルバトルメイドシリーズ第4弾!!


夏だ!海だ!!巫女さんだ!!!o(∇≦)O(ぇ!?


今回は前3巻に比べてこの巻が間違いなく一番面白い。
今まではボケのセンスは良いけど、他は普通(設定はめちゃくちゃだけどw)もしくは微妙とか失礼な事を思いながら読んでいたのだが、今回は全体を通して非常に面白かった。
母や妹が出てきたことで、今まで蔑ろになりがちだった鈴蘭(主人公)の内面の描写が多くなって、攻撃力とか能力的にではなく、人として成長が見れたのがよかったのかも。(って、魔王を目指してるのに“人”としてはおかしいか?)


今回のNo.1ボケは沙穂。
後半突如出てきて、意外過ぎるボケでシリアス戦闘シーンを一蹴しやがったwww
しかも出番これだけ


さてさて、仲間ばかりどんどん増えていくけど、次の敵はどうするんだろう?
やっぱり協会かな。