いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



お・り・が・み 光の徒

お・り・が・み 光の徒 (角川スニーカー文庫)

お・り・が・み 光の徒 (角川スニーカー文庫)

国立展示場を乗っ取った魔人率いるテログループ。突入した警察庁特殊捜査班と機動隊は全滅。運悪く展示場にいた神殿協会のクラリカは勇者・翔希とともに人質救出に向かうが、頼みの綱の関東機関は魔人の急襲によって壊滅に追い込まれる。沙穂が殺され、貴瀬が捕縛された。その絶望的な状況の中で翔希は、信じられない言葉を耳にする。「事件の背後にいるのは、魔王・名護屋河鈴蘭……」もはや誰も止められない魔王への道、佳境へ!


わっはっは 人がゴミのようだ 笑い事じゃないって(^^;
飛び交う銃弾、飛び散る血飛沫。初めからシリアスモード全開。
だから毎回あった序盤のホームコメディモードがない・・・あれも楽しみの一つなのに(´・ω・`)
ついに「萌え」要素とおちゃらけモード完全喪失で、あるのは「燃え」のみに。
ボケがほとんどないのがちょっと物足りないけど、個人の力関係を再確認させつつ、最終決戦に向けて気分を盛り上げてくれる素晴らしい一冊。


それにしても・・・勇者は弱くて役立たないな〜w