いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



ぴよぴよキングダム (MF文庫J)

ぴよぴよキングダムぴよぴよキングダム

木村 航
メディアファクトリー 2004-10

by G-Tools

高校生森山拓は、ある朝目を覚ますと……頭の上に『ヒヨコ』が住み着いていた。『ヒヨコ』は高次元生命体ピッチパッチのピックルと名乗り、拓の頭を領土として宣言。伝統にのっとり、この未開の惑星・地球で恋をするのだという。お相手は美しく慈愛にあふれたチュルリラ姫? とりあえずピックルを頭に載せて登校した拓を待っていたのは、チュルリラ姫と、姫の領土になったクラスメート・磐座あかりだった! ピッチパッチの恋の儀式のために、あかりに近づく拓とピックルの前に、大富豪の御曹司と『融合』したピッチパッチ、『ブラ麿』が現れ、恋の行方は混沌と……。

あ゛う〜〜〜、これ戦闘ありだったのか(-ω-;)
気分的に戦わないのを読みたい気分だったから、有川浩後回しにしてこっちを先に読んだんだけどなぁ



あかりさんがそれはそれは見事なツンデレでした!(・∀・)


キャラはそれぞれに立っていて非常にいい。特にあかりがw
でもストーリーが理解に苦しむ点が多くて、はっきりいって楽しめなかった。
(拓のトラウマを理解する前でも後でも、彼の凹むポイントが理解不能とか、最後は戦闘での決着になって、それまでのプレゼントやら何やらは何の意味があったのか分からないとか、魂の形(波長?)が合わないと融合できないはずなのに(あかりと姫はいいとして)どう見ても合ってないブランクと克麿が融合できている事にかなりの違和感を感じるとか、ブランクの負け方があまりに尻すぼみ過ぎるとか、戦闘シーンのイメージが湧かないとか・・・ブツブツブツブツ)
あかりの言動だけ見てる分には面白いのだけど・・・