いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



SHINO ―シノ― アリスの子守唄 (富士見ミステリー文庫)

SHI-NO ―シノ― アリスの子守唄SHI-NO ―シノ― アリスの子守唄

上月 雨音
富士見書房 2006-05-10

by G-Tools

猟奇殺人に興味を示す、ダークでクールな小学生の志乃ちゃんと大学生の僕との純愛系ミステリー第二弾!

↑面倒になったw


シノシノかわゆいよシノシノ(*´Д`)ハァハァ←最近こんなんばっかw
今回はシノちゃんが一人の場面が多く前巻より多くシノちゃんの内面が描かれて、前より人間味が出てきたのが良かった(考えてる事は小学生じゃないけど)
それと“僕”だけでなく、新たに出てきた3人(両親と担任)からもシノちゃんが愛されてるのがわかる心温まるシーンがあり、殺人事件と怪談という暗く冷たいテーマの中でそのシーンが際立っていて印象的だった。
やっぱりこれは登場人物たちと一緒にシノちゃんを愛でる話だなぁ(*´Д`)


今回は一応ミステリ度は上がっているものの、登場人物が少なすぎて、犯人が簡単にわかるだけでなく手口も動機も大体想像がつく。
しかも種明かしで矛盾点があるあたりはさすが富士見ミステリーw
キャラの内面を描くのが非常に上手くそこが面白いんだから、無理してミステリにしなくてもいいんじゃないだろうか。
なにせ富士見ミステリーの目指すところは「L・O・V・E!」だからねw(・∀・)