いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



先輩とぼく〈0〉 (電撃文庫)

先輩とぼく 0沖田雅電撃文庫
オンライン書店ビーケーワン:先輩とぼく 0

むかしむか〜しと言っても2年前の夏のある日のこと。その日は生暖かい風が吹き、なぜか胸騒ぎする夜でした。道本さんは導かれるように墓場へと向かったそうです。すると、そこで見たものは……、幽霊を一生懸命捜す先輩だったのです! なんて、素敵(?)な出会いで始まる、今回は愉快な仲間達結成秘話!
なぜ、OMRなんかがまかり通っているのか? なぜ、ぼくは先輩を好きになってしまったのか……。すべての疑問にお答えいたします!
超絶美少女だった先輩に、かわいい少年だったぼくに、元からオタクだったタッキーに、さぁ会いに行ってみよー!

つばさとはじめの体が入れ替わってしまう前のお話。短編集。


“お約束”ほとんどなし、おちゃらけも極々抑え目の0巻。
先輩のおふざけが全然ないので、いつもはそれに振り回されるだけの周りの人達(特にはじめ)のそれぞれの考え方や先輩抜きの関係性などが見れたのが良かった。それにはじめと出合って間もないの女の姿の先輩の予想外の可愛らしさがなかなか(*´Д`*)
いつもと趣が全然違い笑える面白さはなかったけど、いわゆる“いい話”が多くて非常に良かった。