いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



バカとテストと召喚獣 2 (ファミ通文庫)

バカとテストと召喚獣2」井上堅二ファミ通文庫
バカとテストと召喚獣 2 (ファミ通文庫 (い3-1-2))

いよいよ学園祭! 文月学園ならではの試験召喚大会も催される。明久たちFクラスの面々は先の戦争に負けて以来「みかん箱」「ござ」という極貧の設備に甘んじてきた。そんな劣悪な環境と超頭の悪いクラスに絶望した瑞希の父親が、なんと娘に転校を勧めている──と明久は美波から打ち明けられる。憧れの瑞希の転校を断固阻止する為、明久は学園祭の出し物で資金を稼ぎ、人並みの設備を購入、さらに召喚大会での優勝を画策するが!? えんため受賞作第2弾。

2巻は学園祭。定番ですな。


霧島翔子がヤバイ! Aクラス代表(ようするに主席)の彼女は1巻の終わりにもいい味を出してくれてたけど、今回の暴走具合は最高! この娘、ビジュアルも性格もかなりツボ。普段は寡黙でクールなのに、対雄二の時のかなり強引な愛情表現が可愛すぐる(*´Д`*) 愛情表現だけストレートな長門みたい。これを読んで翔子の声がみのりんボイスで脳内再生されたのは、私だけじゃないはずw
内容の方もドタバタ感とおバカな会話が1巻から劣化することなく面白い。ただ、ラストがちょっとサラッとしすぎなような気もする。ラブコメのラブを真面目にやるのは苦手なのかな? 瑞希が待ってる姿とか怒ってる姿の描写を少しは入れてくれても良かったのに。
まぁ今回は翔子だけでおなかいっぱいだからいいかw 次巻は八月末。楽しみ楽しみ。


最後に一言。夏目じゃなくて野口だろーw