いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



大会9日目

第一試合
宇治山田商(三重) 1−9 佐賀北(佐賀


引き分け再試合の試合は意外な差がついて佐賀北の勝利。
5回までは前の試合同様全くの互角。流れが決まったのが6回。6回表に佐賀北は四球やエラーのランナーを長打で返す効率のいい得点の取り方で3点勝ち越し。その裏、宇治山田商もチャンスを作ったもののダブルプレーでチャンスを潰し、流れが完全に佐賀北に傾いた。そして7回、この回からリリーフした宇治山田商平生が自滅する形で4点入り勝負あり。



第二試合
創価西東京) 3−5 大垣日大(岐阜)


試合が動いたのは5回。大垣日大が2つの四球を足がかりに創価勘米良に集中打を浴びせ一挙4点先制。6回にも1点追加し主導権を握る。しかし8回創価も粘りを見せ4連打で3点を返すが、反撃はここまで。両チームともチャンスを作った回は素晴らしい集中力を見せたが、四死球分だけ点数に差が出た。
大垣日大森田は9安打打たれながらも2試合連続の2桁三振の13奪三振。そして無四球が光った。



第三試合
東福岡(福岡) 2−14 広陵(広島)


広陵が本領発揮して東福岡に大勝!
広陵は1試合こなしたからなのか初戦は駒苫だったからなのか、投打共にミスが多かった初戦の固さは全く見られず、相手投手の四球の多さも手伝って序盤から大量点を取り楽な展開。その後も攻撃の手を緩めず18安打14得点。エース野村を5回途中で交代させ休ませる余裕すら見せた。
東福岡の先発水落は2回途中までで6四死球と制球が定まらず、試合を壊してしまった。2番手の小原も広陵の勢いをとめられなかった。



第四試合
青森山田(青森) 4−6 聖光学院(福島)


東北勢対決は聖光学院に軍配。青森山田報徳学園戦で見せた強さがほとんど見られなかった。
序盤、青森山田聖光学院の先発佐藤の遅い球を打ちあぐねているうちに流れは聖光学院へ。5回にヒットと四球で満塁になったところで三番渡辺の満塁HRで4点先制。この点差が青森山田の更なる焦りを生み、試合の主導権を握った。
青森山田の石井は球威、コントロール共に悪く聖光学院に10安打を浴び5失点。初戦報徳学園を完封した投手とは思えないような苦しいピッチングだった。打線も後半追い上げたものの、序盤に1点取れなかったのが痛かった。
聖光学院の2年生佐藤は遅いストレートとさらに遅い変化球で地方大会打率No.1の青森山田打線を翻弄。後半は流石につかまったが、いいタイミングで鈴木にスイッチして反撃をしのぎきった。