いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



大会14日目

第一試合
常葉菊川(静岡) 3−4 広陵(広島)


広陵常葉菊川も自分達の野球を見せたが実力とエースの調子の差が出た。
広陵の野村はどんどん振ってくる菊川打線に対し、高めのストレートと低めのスライダーの2種類のボール球を有効に使うピッチング。投げた球の5〜6割はボール球だったのでは。それを面白いように菊川打線が振ってくれたために7回までスイスイと0行進。その間に打線も小刻みに得点を重ねた。特に8回の1点は効いた。
常葉菊川の田中はストレートが全部高く浮き、カーブとスライダーで何とか誤魔化しながら投げて7回3失点。調子が悪いながら試合を作った投球術は素晴らしかったが、なんでもっと早く代えなかったか疑問が残る。打線はあまりにも野村のボール球を振りすぎた。8回9回は流石の粘りを見せたが時既に遅し。


常葉菊川春夏連覇の夢破れる。・゚・(つД`)・゚・。
まぁあれだけボール球を振りまくって相手投手を助ければそりゃ負けるわな
静岡代表がベスト4進出が34年ぶり・・・私が生きてるうちに静岡代表が優勝する事はあるんだろうか・・・なさそうだなー


第二試合
佐賀北(佐賀) 3−0 長崎日大(長崎)


帝京を破った勢いそのままに佐賀北が九州勢対決を制す。
佐賀北先発馬場は丁寧に低目をつくピッチングで長崎日大打線に的を絞らせず今大会最長の7イニングを投げ無失点。8回から出た久保も無失点記録を2イニング伸ばした。ただ久保は腕が下がり気味だったのが少し心配。攻撃の方はたった4安打に抑えられながら、足とバントを絡めて効率よく3得点。攻撃の上手さと走力を見せ付けた。
長崎日大の浦口は打たれたという感じはなかったが、失点した回では必ず四球が絡んでしまったのが残念。打線も佐賀北を上回る5安打を放ったが連打がなかったのと、後半の2度の併殺が痛かった。



というわけで、決勝戦広陵佐賀北の組み合わせに。
投手力、守備力、走力に大きな差はないが、打線に大きな実力差がある。普通にやれば7〜8割広陵が勝つだろうが、佐賀北には勢いがある。明日も先発するであろう佐賀北の馬場が何回まで投げる事になるのかが勝負の分かれ目になりそう。