いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



ドラゴンクライシス!×3

ドラゴンクライシス! 1 真紅の少女 (ドラゴンクライシス! シリーズ) (スーパーダッシュ文庫)城崎火也スーパーダッシュ文庫
ドラゴンクライシス!―真紅の少女 (集英社スーパーダッシュ文庫 き 1-5)

普通の高校生だった竜司。その平穏な生活は、年上のハトコ・英理子の帰国で一変する。彼女と共に闇ブローカーから強奪したのは、なんとドラゴンの少女・ローズ!? 純真なローズは助けてくれた竜司に夢中。いつも一緒♪ 食事に着替えにお風呂まで!? 竜司も戸惑いながらもローズに惹かれていく。だが、再び闇の組織がローズを狙って動き出す! 竜司は過去のトラウマを越え、戦う決意をするが!?


ドラゴンクライシス! 2 依頼人は皇女さま (ドラゴンクライシス! シリーズ) (スーパーダッシュ文庫)城崎火也スーパーダッシュ文庫
ドラゴンクライシス!依頼人は皇女さま

夏の海へ、実咲たちと遊びに来た竜司。そこへローズと英理子さんまで押しかけてきて、夏の浜辺は大騒ぎ。だが、水着の美少女たちに囲まれた竜司のもとに、突然、ドラゴンの皇女マルガが現れる。竜司の噂を聞いたマルガが、ある遺物の奪還を依頼に来たのだ! その遺物を持つジョージは『制裁者(パニッシャー)』と呼ばれる最強の遺物使いで……彼がローズを狙っている!? 恋とキケンがいっぱい♪ ドキドキ夏休み!!


ドラゴンクライシス!―愛しのオオカミ少女 (集英社スーパーダッシュ文庫)城崎火也スーパーダッシュ文庫
ドラゴンクライシス!―愛しのオオカミ少女 (集英社スーパーダッシュ文庫 (き1-7))

竜司は世界遺物保護協会のパーティーで、とびきり美少女と出会う。だが、彼女は“オッドアイ”と呼ばれる遺物専門の泥棒で、なんと人狼の力を持っていた! 英理子の罠のせいで、竜司とオッドアイは一晩をつながれて過ごす羽目に。そこにヤキモチを焼くローズも加わって大騒ぎ!! だが魔の手は忍び寄ってきていた――。彼女が慕うマスターの正体とは? 竜司はオッドアイを救えるのか!?

めちゃくちゃ読みやすかったので、ついつい3冊一気に読んでしまった。


さて、この話はどんな話かというと
優秀なドッグトレーナーの少年竜司君が次々と可愛いわんちゃんを手なずけていく話である! 彼の「やさしさ」というラブコメではありがちな武器の前では、どんなに気性の荒いわんこでも、たちまち彼になついてしまうのだ。
さあ、彼がこれまでに手なずけたわんこ達を紹介しよう。


見方
名前:犬種
性格

(本当のプロフィール)


ローズ:レークランド・テリア(の子犬)
頭のいい愛情深い伴侶犬。ただ、他人にはなつきにくく、他の犬やペットに対しても攻撃的になる場合がある。

レッドドラゴン、10歳(見た目は13,4) 天真爛漫。とにかく竜司にベッタリ)


英理子アイリッシュ・セッター
人懐っこい大型犬。エネルギッシュかつ社交的。警戒心が薄いのが玉に瑕。

(人、19歳 竜司のハトコでいつも竜司を振り回すはた迷惑な人。竜司が好きだと言う事を面に出す事はほとんどない)


実咲チワワ
愛玩小型犬。見た目とは違い意外と感情の起伏が激しいタイプ

(人、15か16歳 基本おどおどしているが、やる時はやる・・・成果は出ないが。不幸体質という設定があるが、1巻以降は酷い不幸にはあっていない)


マルガ:クバーズ
白毛が綺麗な大型犬。知らない人には距離を置いて警戒するが、なつけば家族には非常に忠誠を尽くしたがる。

(ホワイトドラゴン、年齢不明 ホワイトドラゴンの一族の皇女さま。)


オッドアイ:ベルジアン・マリノア
「熱心さ」が特徴の大型犬。頭がよく、飼い主に従順だが見知らぬ人とは距離を置き、他の犬や動物に対しては攻撃的。

(オオカミ少女 15歳 普段は普通の人の格好だが感情が高ぶると耳と尻尾が(*´Д`)ハァハァ)


既に5匹のわんこを手なずけているのだ! 実に羨ましい
さて、竜司君は次はどんな可愛いわんこを手なずけてくれるのか、乞うご期待!!

(参考資料:犬種大百科 主にここの表と気質を参考にしました)


と、いう内容では決してありません!
ヒロイン達が犬属性なのは間違いないけど


出てくる女の子達がみんな主人公を好きになるという典型的なハーレムラブコメもの。女の子と遭遇→交流→事件勃発→戦闘→解決(ハッピーエンド)という基本的なパターンにはまっているので、非常に分かりやすくて読みやすい。(何故か戦闘中に突如援護射撃があるという妙な共通点が・・・どうでもいい話かw)
シチュエーションにニヤニヤするのも良し、子犬にしか見えないローズを愛でるも良し、その巻の新しいヒロインの心の移り変わりを楽しむも良し、ラブコメ好きの人なら安心して読めると思う。