いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



タロットの御主人様。〈2〉 (電撃文庫)

「タロットのご主人様。②」七飯宏隆電撃文庫
タロットの御主人様。 2 (2) (電撃文庫 な 11-9)

勝ち気で意地っ張りな幼なじみ・古城結夏と、長い前髪の隙間から覗く瞳がキュートなクラスメイト・八久住香澄。
タロットを司る彼女たちに封印(キス)をして、どうにかタロットたちの『御主人様』に収まった秋人は、『持ち札』となった二人と極秘の共同生活を送ることに。しかし残りのカードが襲ってくる気配は一向になかった。
そんな時、名門お嬢様女子校・聖ケーリー・イェール女学院にて不可解な“占い”が流行り始める。やがて学院を揺るがす大騒動に発展したその中心には、十年に一人の超お嬢様・鷺宮籐子というカリスマ美少女の影が見え隠れして……!? キスから始まる学園アルカナラブコメディ第2弾!


えーなんと申しますか、こうもライトノベルらしいライトノベルだと非常に感想が書きにくいわけですが、何か書かないとネタにならないわけでありまして、、、こういう女の子がいっぱい出てくる作品では、好みのタイプを誉めちぎれば感想が書けちゃったりするものなのですが、この作品には今のところ「これっ」という女の子が出てきてないわけでして、、、えーーーと、部分的な話をしますと「プロローグのジブちゃんGJ!」とか「男のトランクスなんて洗濯機に放り込むだけだろ!」とか「制服でその型はねーよw」とか「香澄のうっかり本音吐露最高!」とか「ちょwww転入て。最終的にはクラスが約60人になるぞw」とか色々ツッコミたくなるところはいくつもあるわけですが、、、えー結局のところ、この本はどういう本かと申しますと、キスをしたことのない初心で奥手な中高生でも「キスぐらいちゃっちゃとしろ、このヘタレが! 何度も何度も躊躇してんじゃねーっ!」と言ってしまうであろう本なのであります。