いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



渚フォルテッシモ〈2〉 (MF文庫J)

渚フォルテッシモ2」城崎火也MF文庫J
渚フォルテッシモ 2 (2) (MF文庫 J き 2-2)

山ノ上大地は、UMA好きのちょっと変わった高校一年生。ある時大地は、学校中の人気者・麻生渚の秘密を知ってしまう。実は渚は、大地たちの住む浜森の町を守る人魚と人間のハーフで、夜な夜な現れる魔物と戦っているという。オマケにみんなの前では清楚でか弱い美少女を演じているが、実は短気で怪力・キレると手が付けられない猫っかぶりであることも判明。渚に踏みつけられつつも、“潮騒”とともに町にやってくる異形の魔物を、撃退するのを手伝うことになり――。
強気で勝ち気、我がままで勝手な、とびきり可愛い人魚姫に振り回される大地の、ちょっと非日常な冒険ラブコメディ、第二弾登場!


( ゜∀゜)o彡゜ツンデレ( ゜∀゜)o彡゜ツンデレ( ゜∀゜)o彡゜ツンデレ


渚が嫉妬したり凄く嫉妬したりもの凄く嫉妬したり強烈に嫉妬したりする作品だった。まさにずっと渚のターン。
対抗馬の朱里も新キャラの女生徒会長も渚を嫉妬させるためのスパイスだったし、この作品のテーマの一つである二人で協力してする魔物退治も今回はおまけだった。特に後者は相手も弱くアクション性は0。ただし撃退方法が最高。そこまでツンデレに使うのかよ!wと思わずツッコまずにはいられないバカらしさ(←誉め言葉)
とにかく渚の浮き沈みの激しい姿が可愛いし見てて楽しいしでニヤニヤが止まらない。ツンばかりが目立つヒロインが多い中、デレるところはきちんとデレてくれるのがいいな。
全篇を使って“ツンデレ”をやりきってくれたバカらしくも素晴らしい1冊。いやー面白かった。


〜おまけ〜
ラーメンが食べたくなった。あとがきを読んだ時負けたと思った。ちくしょーw