いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



レヴィアタンの恋人 (ガガガ文庫)

レヴィアタンの恋人犬村小六ガガガ文庫
レヴィアタンの恋人 (ガガガ文庫 い 2-1)

半世紀前の世界的ウイルス汚染により、人類の99パーセントが死滅した2077年の日本。コロニーと化した調布新町を守る「特進種」のひとり、久坂ユーキは二子玉川の鉄橋の上で異能の少年と刃を交える。彼は不死身の力をもつ特進種だった。青年を配下としたユーキは、物資採集のキャラバンに同道する。一方、姫路コロニーより遠征してきた鳥辺野ミゲル率いる鳥辺野大隊は、澁澤美歌子の命により、ユーキを探していた――。荒廃した東京で、幻想と退廃の戦記がここに幕を開ける!


う〜ん、世界観やストーリーは嫌いじゃないが・・・。
致命的なくらい読みづらい。
どれだけ漢字が多くても普段目にしている漢字なら何の問題もないが、人名地名やその他の単語、見慣れない漢字のオンパレードで文字が全然頭に入ってこない。
なんとかそれに慣れると次の問題が。戦闘シーンが激しくグロい。血がどうのこうのというレベルではなく臓器飛び散りすぎ。さらに終盤はそれで遊んでいるからたちが悪い。
後半になるにつれ行動が可愛くなっていくユーキやド変態の鳥辺野などキャラは魅力的だし、現在と過去をリンクさせたストーリー展開は面白いのだが・・・。漢字はいいとして戦闘シーンが生理的に受け付けない。
とりあえず次も読むが戦闘シーンは読み飛ばすかも(^^;