いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



らでぃかる☆ぷりんせす! (電撃文庫)

「らでぃかる☆ぷりんせす!」周防ツカサ電撃文庫
らでぃかる☆ぷりんせす! (電撃文庫)

ごく平凡な、思春期真っ只中少年・柳楽の前に現れた金髪色白の美少女、モニカ。彼女は突拍子も無くいきなり結婚を申し込んできた! 場の勢いで軽はずみな返事をしてしまった柳楽はモニカが遺伝子の優劣で婚約する文化の異星人であることを知り、その申し出を断ろうとするのだが──彼女が「絶望」を感じたとき、ありとあらゆる災悪をひき起こすトンデモ能力の持ち主であることがわかって……!?

結婚か世界消滅か? 周防ツカサが贈る、新感覚地球破滅系ラブ☆コメディ! お色気も当社比(?)やや多めでお楽しみください☆


ブコメのつもりで読んだら生粋のバカ小説だった。ラブはいずこ?
バカ小説の男主人公の性格は大きく2種類に分けることが出来る。女の子に対して初心(うぶ)もしくはストイックな奴と不真面目な奴。その違いでバカの種類が変わるわけだ。私は前者が大好きで後者が嫌いである。
その観点でこの作品を見ると・・・うん、無理。
後者によくある女の子の嫌がることを平気でする表現こそあまりないが、この主人公は好きになれない。
好きな作家でも合わないものは合わないか・・・「インサイド・ワールド」の頃の周防氏はどこへ行ってしまったんだろうか(´・ω・`)