第一試合
南陽工(山口) 4−3 前橋商(群馬)
突出した選手のいないが良くまとまった似たようなチーム通しの対決。
安打数+四死球は共に12でほぼ互角の試合だったが、いい場面で長打がでた南陽工が競り勝った。
今大会No.1左腕菊地の快投で花巻東が完勝。
力を抜いて投げても140km/h出るストレート、キレのあるスライダー、コーナーにも低めにもしっかり狙って投げられるコントロール、どれをとっても文句のつけようが無いピッチングで強打を誇る鵡川打線を翻弄し、8回二死までパーフェクト。8回に四球、9回にヒットを打たれたが打者たった29人の完封勝利。打線も足を使った効率的な攻撃で得点を重ね菊地を助けた。
一方の鵡川は菊地の前にノーヒットノーランを阻止するのがやっと。投手陣も花巻東の積極的なバッティング、積極的な走塁に飲まれてしまった。
第三試合
明豊(大分) 5−1 下妻二(茨城)
投打が噛み合った明豊が快勝。
明豊が初回下妻二の先発時野谷の立ち上がりをとらえ、4点を取ってノックアウト。投げても先発野口が6回までノーヒットピッチング。7回に連打で得点は許したが余裕の継投で下妻二打線を3安打に抑えた。
下妻二は二番手坂入が頑張って試合を作ったが、1回の大量失点が痛すぎた。