いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



センバツ 第5日

第一試合
富山商(富山) 2−0 興南(沖縄)(延長10回)


投手戦というか超がつく貧打線。
興南の2年生エース島袋は広いストライクゾーンと淡白な富山商打線にも助けられ奪三振ショー。しかし19奪三振の好投も味方が1点も取ってくれないのでは意味が無い。
一方の富山商の村上は低目を丁寧に付くピッチングで内野ゴロの山を築く。結局このアウトの取り方の差が勝敗を分けたかもしれない。三振が多く球数がかさんだ島袋の方が先に疲れが出た。



第二試合
天理(奈良) 3−4 早稲田実(東京)


近畿大会優勝、神宮大会準優勝の天理がまさかの初戦敗退。継投が勝負を分けた。
早稲田実は先発の小野田が5回まで1失点の好投。しかし、6回に連打で同点に追いつかれると二番手鈴木にスイッチ。この起用に答えた鈴木が終盤天理打線をほぼ完璧に抑え流れを呼び込んだ。
一方の天理は秋主戦で投げた沼田や田渕を使わず中山が先発。コーナーを丁寧に突くピッチングで9回まで投げたが、最後に力尽きた。継投で勝ち上がってきたチームなだけに何故継投させなかったのかが謎。



第三試合
彦根東(滋賀) 4−5 習志野(千葉)


終盤にもつれた試合は習志野のサヨナラ勝ち。
習志野の山田は疲れの見えた7回8回は苦しいピッチングだったかが、取られたら取り返してくれる打線に助けられ4失点で完投勝利。
彦根東はエース金子がアクシデントで降板したのが痛恨。二番手以降の投手に力がなく四死球やワイルドピッチなどで自滅した。