いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



やってきたよ、ドルイドさん!3 (MF文庫J)

「やってきたよ、ドルイドさん!3」志瑞祐MF文庫J
やってきたよ、ドルイドさん!3 (MF文庫 J し 4-3)

大勢の動物たちを一緒に引き連れて、はるばる私立森野学園にやってきた、ちょっと無愛想だけどめちゃくちゃキュートな女の子、ホリン・シャレイリア。なんと彼女は由緒正しきドルイド(=自然の守り手)の一族なのだ! 今回のドルイドさんは―― 
・「サイが乱れていてよ」。“薔薇様”が学園を革命! シャレイリア、淑女への道!?
・夏穂とシャレイリアが大ゲンカ! 巻き添えの須田翔太、夏穂の奥義に爆死寸前!?
・夏だ、水着だ、巨大エビだ! 臨海学校のはずが、いつの間にやら南海の大決闘!!
・失われた魔術、暴れ始める動物たち、そしてシャレイリアのパパが動き出す――!!
の4本をお届け。ほろりアリ、ポロリもアリ(?)のハイテンションコメディ第3弾!!


この作品、こんな話だったっけ?
まさかのマ○み○ネタに始まり巨大生物やら変態やら、もう完全になんでもありのギャグマンガのノリ。これまでもドルイドの能力とかメカとかファンタジーな物は出てきたけど、ここまでやりたい放題じゃなかったはずなんだけど。
あと問題は夏穂の百合暴走&妄想が止まらなくなってしまったことかな。それ単体では面白いけど、夏穂に窘められてのシャレイリアの「むう」という至高の萌えシーンは極端に減ってしまったし、何よりツッコミがいなくなったせいでボケの垂れ流しみたいでどうにも締りが悪い。やっぱりお笑いはツッコミあってこそ。
これはこれで面白かったけど、1巻で受けたイメージとかけ離れてしまった困惑の方が先に来て素直に楽しめなかった。
エピローグが打ち切りマンガ的なんだけど終わりなのかな?
できればアリア×夏穂のエピソードが読みたいが・・・