いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「三流木萌花は名担当!2」田口一(MF文庫J)

三流木萌花は名担当! 2 (MF文庫J た 5-9)
三流木萌花は名担当! 2 (MF文庫J た 5-9)

夏休みが始まった。『ミライちゃん』の二巻執筆に行き詰まった孝一。「担当命令よ!! 孤島の別荘にカンヅメになって萌え萌えな原稿を執筆しなさい!」そんなわけで萌花とともにとある小島に到着した孝一。しかし不安でいっぱいだった。並行してイラストも進めることになったため、あとからやってきた輪廻姫ともディスコミュりまくり。風紀を乱していないかと追いかけてきた響もまざって、てんやわんやのカンヅメ合宿になるのだけど――!?
実践型ラブコメラノベの革命児、ミツルギファイヤー文庫の明日はどっちだ!?


ラノベ作家が主人公のラブコメ、第2弾。
2巻にして早くも女の子2人追加で、今回はその一人のわがままお嬢様華撫に振り回される話。ラブコメの典型ですな。
それにしても小悪魔コスプレでSMとはまたしても濃いなー。でもエロコメというよりはバカコメ担当かな。
結局は萌えもエロも萌花の一人勝ちだったような。
1巻に続いて見事に空回ってる様子が可愛いし、1巻よりラブ度も上昇していてニヤニヤ度高め。それに華撫と比べるとエロには恥じらいは重要ということがよく分かる。裸エプロンごちそうさまでしたm(_ _)m
意外と興味深かったのが本の小売の仕組みについて。一部アレンジもあるようだけど、かなり真面目に書かれていてる。1巻の出版までの流れといい、薀蓄とか裏事情的なものが知れるのはいいね。
次は家出少女vs名担当? 衣装は裸Yシャツと見た!w