いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



電撃新人3冊を読み終わって

今年の電撃文庫の新人賞は楽しめる作品がなかった。
ネット界隈の評判はそう悪くないので合う作品がなかったと言うべきか。
ただ、好みを捨てて客観的に見ても去年に比べると小粒な印象は否めない。


ちなみに去年今年の大金銀賞を順位付けすると、
アクセル・ワールドロウきゅーぶ!>>>パララバ幕末魔法士東京ヴァンパイア・ファイナンスヴァンダル画廊街の奇跡「ご主人さん&メイドさま」


MW文庫を含めた第16回電撃小説大賞作品を順位付けすると、
「蒼空時雨」「空の彼方」「〔映〕アムリタ」>>>幕末魔法士「太陽のあくび」ヴァンダル画廊街の奇跡「ご主人さん&メイドさま」
(4月発売予定の「精恋三国志」以外)


やっぱり創刊で力を入れたメディアワークス文庫に美味しいところ持ってかれた気がしてならない。
「〔映〕アムリタ」と「幕末魔法士」を比べると、タイプとしては「幕末魔法士」の方が好みなのに、作品の出来は「幕末魔法士」が「〔映〕アムリタ」より上だとはどうしても思えないんだよなぁ。