いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「バカとテストと召喚獣7.5」井上堅二(ファミ通文庫)

バカとテストと召喚獣7.5 (ファミ通文庫)
バカとテストと召喚獣7.5 (ファミ通文庫) (ファミ通文庫 い 3-1-10)

些細な切っ掛けから始まったゲームが小悪魔ふたりに蹂躙されて!? 『僕とダウトと男の尊厳』。学園長からのオイシイ話=惨劇フラグ! 『僕とホンネと召喚獣』。吉井家の食卓に地獄の門が口を開く! 『僕と福引きと闇の鍋』。高校1年生の春、ドイツから帰国したばかりで戸惑う美波だったが──『ウチと日本と知らない言葉』の4本で贈る青春エクスプロージョンショートストーリー集第3弾! 「ボクが人工呼吸、してあげるから☆」(by肉食系女子


表紙のアキちゃんかわいいね(笑)とか思いつつ開いたら、中にとんでもない爆弾が組み込まれていた。
これが性別:秀吉の本気か! 可愛い!! 可愛すぎるよ!! モウボクヒデヨシデイイヤ


バカテス3冊目の短編集は全四編で笑・笑・笑・涙な内容。
今回も笑った笑った。短編だと色々なネタが入る長編と違って、一つのネタがぎゅっと凝縮されていてるのがいいね。
それに短編集は幕間の変態度が長編の比じゃないからそこも楽しみ。今回も凄かった・・・って、ちょっ、鉄人カムバック! あなたがいないともう収集がつかなくなります。
そんな中、二人のヒロインに格差が。
美波はメインヒロイン路線へ、瑞希はイロモノ路線へ、それぞれ突き進んでいた。
瑞希派としては出番が多いは嬉しいのだけど、これは女の子として扱いじゃないよね。もう兵器か何かだよね? うわ〜ん、帰ってきて瑞希さ〜ん。
激しく水をあけられた気がするが、次からの同棲編でなんとか挽回してくれ瑞希



以下各話毎一言二言


僕とダウトと男の尊厳
内容:脱衣ダウト(メンバー:明久、雄二、瑞希、翔子)
瑞希イロモノへの道その1
ついに料理以外でも薬物を使い出した瑞希。ひー。
翔子は酔っ払っても変わらんねw



僕とホンネと召喚獣
内容:本音がだだ漏れになる仕様の召喚獣
男の子なんだから《イィィヤッホォォー!》仕方ないよね《チッ雄二めっ》
それにしても秀吉の魔力の恐ろしいこと《クソッ抜け駆けしたのはどこの中学生(がき)だ。絞め殺してやる!!》
中林さんのあんまりな振られ方に涙(もちろん笑いすぎで



僕と福引と闇の鍋
内容:吉井宅で闇鍋
瑞希イロモノへの道その2
毎度お馴染み料理ネタ。
闇鍋ってなんて安全な食べ物なんだろうw で、結局瑞希の入れた食材X(ゲル状)は何だったんだ?
それに引き換えさすがは翔子。お嫁に行く準備はバッチリだね!可愛いなぁもう《チッ雄二めっ》



ウチと日本と知らない言葉
内容:F組メンバー(瑞希除く)の出会い。美波は帰国したばかり。
これまでのバカテスでもいい話はいくつかあったけど、これが一番ジーンと来た。
この優しさが明久だよなあ。これは美波じゃなくても惚れる。