いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「東京レイヴンズ1 SHAMAN*CLAN」あざの耕平(富士見ファンタジア文庫)

東京レイヴンズ1 SHAMAN*CLAN (富士見ファンタジア文庫)
東京レイヴンズ1  SHAMAN*CLAN (富士見ファンタジア文庫)

『ぼく、シキガミになる。ずっと一緒にいて、ずっと護ってあげる』
それは遠い昔の約束。彼がまだ“将来”の意味を知る前の――。
霊的災害〈霊災〉が多発し、陰陽師たち(レイブンズ)が活躍する現代。
土御門春虎はトコトン運の悪い少年だった。陰陽師の名門に生まれながら、才能はからっきし。この16年の人生で、死にかけた回数12回。そしてある夏の日、極めつけの受難が、彼の前に訪れる。
「久しぶりです――春虎君」
土御門家次代当主である幼なじみの少女・夏目・彼女との再会が、春虎をかつて見た“将来”へ――波乱に充ちた“未来”へと導き始める! 闇に舞う鴉たち(レイブンズ)の、時を越える陰×陽ファンタジー!!

直情型朴念仁主人公と能力はあるけど気弱な幼馴染みで送る現代伝奇アクション。てとこかな。



今のところ普通。
1巻でも説明過多になってないところとか、盛り上げるところはしっかり盛り上げてくれるところは流石で、澱みなく読めて面白い。でも、設定そのものに奇抜さがあったりいきなりクライマックスだったりはしないので、よくある学園異能もののライトノベルの域は出ていない感じ。
まあまだ1巻だし、あざの作品がこのレベルの盛り上がりで進むはずはないよね。
次から男装夏目の可愛い姿が拝めるのか。楽しみだ。



以下気になったことやどーでもいい感想とか。時間が無くて文章化を諦めたともいう。
・冬児が色々と万能すぎるのが気になる。ほのめかした過去以外にも何かありそう。
・今のところ式神になった意味が見えないのだが、どんな意味/効果が? 視えるようにするだけなら他にも方法があると言ってたし。
・あのシーンで春虎=夜光、夏目=式神の図が見えたのは私だけではないはず。あらすじの「時を越える」も今後でてくる?
・名前的にもう一人 秋○さんが出てくるんですね、わかります。“男”夏目が好きな女の子と勝手に予想。
人間で式神ってなんかエロいね(*゚∀゚)=3 
・土御門と聞くと「にゃー」がないとなんか落ち着かないのよねw