いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「かぐや魔王式! 第8式」月見草平(MF文庫J)

かぐや魔王式! 第8式 (MF文庫J)
かぐや魔王式! 第8式 (MF文庫J)

親睦を深めるため皆で温泉に行きたいと言い出した満月。錦織や女性陣もやぶさかではなかったが、輝夜が一蹴してしまう。彼女の提案は、新世界構築のための一攫千金ゲット。そこで米倉が一族の秘密を明かす。実は伊豆にある米倉家別荘には、祖先が残した財宝が眠っているらしいのだ。そして温泉が湧いている。いいねえ、温泉! お宝のため、温泉のため……二泊三日であっさり旅行が決まったのだった。「ここで錦織くんをモノにする!」と宣言する満月に「失われたヒロインの座を取り戻す」と息巻く六道。温泉を嫌がる輝夜に、無言の米倉の視線の意味は……? しかも妹の梢が美紀、舞を引き連れて伊豆に乗り込む! どうなる温泉旅行! 注目の第8弾!


あれ? 前回の「美紀先輩。オレは――」の続きはどうなった? それに今回、美紀、舞、梢は何のために出てきたんだろね?
告白の続きは無視され、絡みすらない会長が哀れ(´;ω;`)ブワッ


そんな訳で前回の流れをぶった切って米倉のターン。
あれだね。こういう王道シュチュエーションは、他のメンバーがやってもネタっぽくなるだけだけど、真面目な正統派ヒロインがやるとなかなかいいね。特に雨宿りのシーンは意外な積極性と意外なバカっぽさが良かった。
ちなみに他のメンバーは、輝夜さん空気。メインヒロインなのにね。六道は・・・あ、六道さんはそういうのいいんで。ボケ一筋でお願いします。
しかし、このシリーズもなかなか前に進まないなぁ(^^;