いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「花×華 (2)」岩田洋季(電撃文庫)

花×華〈2〉 (電撃文庫)
花×華〈2〉 (電撃文庫)

“夕くんになら……水着だけじゃなくて、ぜんぶを撮してもらっても──”
一通のラブレターをきっかけに始まった園端夕と二人の“はな”との物語は、熱い夏の章へと突入! 映像研も新たな映画を撮るべく、海の近くのお宿で合宿することになったのだが……やっぱり海での撮影だし、水着は必須なわけでして。華やかな女の子らしさを強調しているビキニな成宮花&キャミソールっぽさが清楚で可愛らしいセパレートな東雲華は、恥ずかしがりつつも、夕との初お泊まりチャンスに期待いっぱいでそわそわが隠せずに──。
“だぶるはな”で贈る学園ラブコメ、撮影2回目っ!


in夏休み!ということで撮影合宿編。
・・・って、ちょっとまて。
高校生の男女が同じ部屋でお泊りで、しかも両手に“はな”状態だと!? なんてうらやまけしからん! あの状態で簡単に寝れてしまう夕は爆発すればいいと思うよw
寝起きイベントが素晴らしい。花のイメージどおりの寝相もさることながら、寝惚け華さまの可愛さは最強。なんなのこのお持ち帰りしたくなる小動物。
他にも水着選びにはじめり、露天風呂覗きにヒラリやポロリまで夏のお約束が目白押し。ありがとうございます。
と、普通に遊んでたりする時は華さまも花も可愛くて楽しいのだけど、ストーリーの核である映画の方がちょっとね。
映画を撮っている時が、感覚的な話ばかりでよくわからない。1巻は映画撮影が短かったからそんなに気にならなかったが、今回は撮影多めということで「?」を浮かべながら読んでいる期間が長かった。感覚的といえば華の悩みもあれで解決なの? う〜ん、スッキリしないなあ。
それでも「これぞ夏のラブコメ」という部分は堪能できた。次は三人の恋愛に動きがあるといいなぁ。