いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「どらごん・はんたぁ3 なにもしないで大活躍」清水文化(スーパーダッシュ文庫)

どらごん・はんたぁ〈3〉なにもしないで大活躍 (集英社スーパーダッシュ文庫)
どらごん・はんたぁ 3 なにもしないで大活躍 (どらごん・はんたぁシリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫 し 6-3)

ノルンのお父さん=王様登場!?
ラヴィルス魔法王国とチルブラント枢機卿国の首脳会談に出席することになったノルン。
久しぶりにお父さんと再会することになりますが、出発前のむちゃくちゃな使命にまだ怒っているノルンは会いたくない様子。同行するエリオやジェリーはまだ見ぬ魔法王国の王女様に想像を膨らませますが、当然それはノルンのことで。
でも誰も信じてくれない!? 一方、この会談にあわせて陰謀をめぐらせるものの姿もあって?
魔法学園ファンタジー第3弾は、学園の外で大騒ぎです!!


一度ここでお休みって事実上打ち切りじゃないかorz
自分にとっては気象精霊記と似た雰囲気が楽しめる貴重な作品だったのでかなりショック。


3巻の内容は、
国際会議にテロ行為、字面だけなら緊迫感漂う内容でもそこは清水作品、いつも通りのゆるゆる具合。テロリストの間抜けさが笑いと脱力感を誘う。プレビス教会は宗教やめてお笑い道場に乗り換えるべきだと思うねw
後半はまさかのラピス無双! 
ピンクのドラゴンが大牛や翼竜を使役して戦う様子は、持ち前のゆるさもあってどこかファンシー。中でも猪突猛進を繰り返し大活躍かつボケ要員だったロージーの動きが笑えた。しかしノルンは本当に“なにもしないで大活躍”なのねw 
恒例の理系薀蓄が控えめだったのは残念だったけど、心地いい脱力感があって何も考えずに楽しめた。


う〜ん、打ち切りか。何が悪かったのかなぁ。キャラが弱かったのか・・・