いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「夜が運ばれてくるまでに 〜A Book in A Bed〜」時雨沢恵一(メディアワークス文庫)

夜が運ばれてくるまでに (メディアワークス文庫)
夜が運ばれてくるまでに (メディアワークス文庫)

男の子と女の子は、隣に住むおばあさんの家に遊びに行き、夜が来るまでのわずかな時間に、いろいろなお話しを聞くのが好きでした。もう、あの村におばあさんはいません。男の子は、小説家になって、女の子は、歌手になって、ときどき、おばあさんのお話を思い出しているのです。
ドキリとする、ウルッとする、元気になる、胸が痛む、答えを探す、今はいない人を思い出す、そんな“心が動く掌編”25篇を収録。
眠るまでのひとときに……。

大人の絵本


帯にもあらすじにも「眠るまでのひと時に……。」って書いてあるからその通り寝る前にベッドで読んだら(まあ深夜にベッドでも読むのはいつも通りの読書スタイルなんだけどね)
人生や人間について考えさせられるような作品ばかりで眠れなくなってしまったんですが。どうしてくれるんですか!w
ゆったりまったりする時というよりは、ちょっと元気がない時(思いっきり凹んでる時は多分逆効果)や軽く哲学的な気分に浸りたい時に読むといいかも。


黒星先生が描くおにゃのこがマジかわいい。
「してほしいこと したくないこと」の眼鏡っ娘が最高でした!