ストレートは130キロ中盤、武器はスライダーという似たタイプの投手の投げ合いで、中盤までは緊迫した試合だったが、後半はバットがよく振れていた日本文理が流れを掴みワンサイドゲームに。
香川西としては4,5回のチャンスを逃したことで相手に流れを渡してしまった。
日本文理の三番湯本が、一人だけ一つ上のレベルのバッティングをしていたのが印象に残った試合。
投打で前橋育英を圧倒した九州国際大付が快勝した。
打っては大会新記録となる1イニング3ホームランでを含む4ホームランで相手投手を打ち崩し、投げてはエース三好が5安打完投と文句なしの内容。
前橋育英は打のチームらしく各打者の振りは鋭かったが、三好の投球の前に最後まで的を絞れなかった。
九州の得点のホームランばかりというのもあり非常に淡白な試合だった。
第3試合
創志学園 1−2 北海
フォアボールが少なく好守が何度も飛び出す締まった好ゲームは北海が競り勝った。
北海はエース玉熊が球数の少ないテンポの良い投球で5安打1失点完投、4番川越が先制タイムリーと勝ち越しホームランで全打点と、中心選手がきっちりと仕事をした。
創部一年目、新2年生だけで出場の快挙を成し遂げた創志学園は、評判どおりの粘りを見せたがあと一歩及ばなかった。