いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



センバツ 第5日

第1試合
報徳学園 5−8 城南


打力は高いレベルで互角。勝負を分けたのは投手。
ストレート、変化球、コントロール、どれを取っても報徳学園田村の方が上だったが、打たれてもバックを信じて自分の投球をやりきった城南竹内に対し、田村は力むとコントロールが甘くなり、9安打しか打たれていないのに8失点。
典型的だったのが9回。ワイルドピッチで追加点を与えると目に見えて力みだし、連続四球の後に真ん中高めの甘い球をホームランされ勝負が決まってしまった。




第2試合
浦和学院 3−5 鹿児島実


関東と九州の秋の王者同士の対決ということで好勝負を期待したのだが・・・
確かにバッティングのレベルは双方高かったのだが、エラー、バッテリーエラー、エラーに近いヒットが多く、あまりレベルの高い試合には見えなかった。
あと、浦和学院は審判の判定に不服な顔しすぎ。微妙な判定が多かったので分からないでもないが、それを表に出したら心証が悪い。審判も人の子、心証を悪くしたらもっと不利な判定をされても仕方ない。
勝負の分かれ目はバッテリエラーの差分かと。




第3試合
関西 1−9 東海大相模


1アウト満塁のチャンスを逃した関西に対し、足を絡めて2点を先制した東海大相模。この1回の攻防で流れが決まった。
流れを掴んだ東海大相模は、盗塁をしてもエンドランをしても何をやっても上手くいき、5回までに9得点で勝負を決めた。投げても秋の公式戦で当番のない左腕庄司が1失点完投と想像以上の快投。
一方の関西は不安視された堅田の立ち上がりが最大の誤算。そこから投手を代えても流れは変えられず、相手投手の緩い球が打てそうで打てない、ランナーが出ても強行で併殺など空回りし続け、一方的な試合となってしまった。